認知症による徘徊事故の予防に、地域でできることを2つ!

認知症の症状の中でも、必ず起こってしまう中核症状として見当識障害があります。

時間や場所がわからなくなってしまう症状です。

歩き慣れた自宅の近所であっても、その場所の状態が理解できず、方向感覚がなくなってしまいます。

そのため、徘徊という行動になってしまいます。

徘徊が始まってしまうと、本人にすら行き先がわからなくなってしまうので、介護をしている人も、探し出すだけでも大変です。

最悪、本人が怪我をしたり、他人とトラブルを起こしてしまったり、命に関わる危険が出てきてしまいます。

その危険を予防するために必要なことは、地域の支援です。

ここでは、認知症の方や介護をする方を支えるために出来ることを2つご紹介します。

見守る

徘徊で困ることは、介護者の目の届かない場所へ行ってしまうことです。

中には電車に乗って知らない場所へ行ってしまうこともあります。

認知症と思われる方を見つけたら、一定の距離を保ってさりげなく見守りましょう。

突然近づいたりジロジロ見てしまうと、不安に感じてしまうことがあるので注意します。

それから、服装などどんな様子でいるか、何か持っているか、行き先はどちらの方向か確認します。

その時、自分自身に気持ちや時間的な余裕があるのでしたら、声かけをして方向修正ができるとベストですが、本当に親しい人でない限り難しいと思います。

その場合、どうしたら良いかが次のポイントです。

知らせる

ご近所の顔見知りで、認知症を発症している人だとわかっている場合、その人が一人で出歩いているのを見かけたらそのご家族へ知らせます。

「〇〇で見かけて、△△の方へ歩いていました」と、具体的にお知らせしましょう。

ただ、多くの場合は見知らぬ人で認知症かどうかもわからないと思われます。

妙な所でボンヤリしている、服装がどこかチグハグ、不安そうにキョロキョロしている、同じところで行ったり来たりしているなどは、認知症の可能性があります。

そのような心配な様子の方を見かけた場合に、自治体や社会福祉協議会などが定める相談窓口がわかる時にはそちらへ連絡をします。

あらかじめ決まった連絡先がない、又はわからない場合は、110番に連絡をします。

事件、事故でもないのに110番?と思うかもしれませんが、徘徊によりその人がいなくなってしまったら、それは行方不明、失踪事件です。

心配した家族が警察に協力を得ることは多々あります。

もちろん、自分が見かけた所からはすでに移動してしまっている可能性が高いですが、捜索の基点となるものがあるだけでも違うのです。

知らせる場合には、確認したその人の特徴を伝えましょう。

 

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